ご挨拶
O’DORIBA(オドリバ)のもっさんと申します。
私は法文学部に所属する琉大の4年生です。
私は以前、琉大の音楽系サークルである「琉大MOJO」に所属し部長をしていました。
現在はMOJOの活動は卒業し、MOJOで学んだ音楽の楽しさを世界中の人に広めたいと考え、O’DORIBAを立ち上げて活動しています。
私たちO’DORIBAでは先日、琉大の新入生と各サークルを繋ぐための企画「ONLINE新歓」をYouTubeにアップさせていただきました。まだ見てない方もチェックしてただけると嬉しいです!
現在は新型コロナウイルスの影響で部活動やサークル活動はもちろん、授業の多くも延期となっていますが、本来であれば4月は出会いの季節です。
このように自粛期間が長く続くような状況であっても、一つでも多くの出会いが生まれるようにと、各サークルの皆さんと我々で協力して一つの動画を作りました。
各サークルの魅力が詰まった素敵な内容になっています。この動画が1人でも多くの新入生に届いてほしいと思っているので、もし良いと思ってもらえましたら、SNSやLINEグループなどに拡散していただけると幸いです。
さて今回の記事では、僕たちO’DORIBAがそもそもどういう団体で何を目的としているのかを皆さんに少しでも興味を持っていただけたらなと思っています。
ですがその前に、まずはこの記事を掲載させていただいている、まなびんちゅさんにお礼を申し上げたいと思います。
この度はこのような機会を設けていただいて、本当にありがとうございます。
では始めたいと思います。
O’DORIBAって何?
O’DORIBAとは一体何なのかというと、「サークル」「学生団体」「ボランティア団体」実はこのどちらでもありません。
僕たちには作りたいwebサービスがあり、その名前が「O’DORIBA」です。
具体的に何を目指しているのか、出来るだけ簡潔に色々とすっ飛ばして言うとすると、「誰もがクリエイターになれる、オンライン上のステージを構築すること」です。
はい、全然具体的じゃなくてすみません。(笑)
僕たちはもともと琉大の音楽系サークルの出身で、ストリートライブを頻繁に行っていました。
その活動の中で、ストリートライブの空気感やジャンルを問わずに自由に自己表現ができる環境の素晴らしさを、どうにかうまく抽出してオンライン上で再現できないかと思い、始めたのが「O’DORIBA」です。
実際、どうやって参加したら良いのか。
実際にどうやってオンライン上にステージを構築するのか。
僕たちが思いついた方法は、お題となる音源をクラウド上にフリーでアップロードし、自由にダウンロードして遊んでもらい、その際にできた作品を再度投稿していただいて、その作品たちを僕らでつなげて一つの大きなループ音楽にして発表していくというやり方です。
新入生とサークルを繋ぐ企画「ONLINE新歓」も発想自体は全く同じです。
お題となる音源を統一することで、そのお題に対しどういったアプローチをするのか、というところに表現者のクリエイティビティや個性を見出す事ができるのではないかと信じています。
参加方法は自由です。
歌や楽器の演奏、ダンスなど音楽的な表現はもちろん、一見すると音楽とは関係ないと思われる特技や、他人聞いて欲しい自分の意見、紹介したいコンテンツなどを音楽に載せることで音楽作品として完成させていただきたいと考えています。
日本が誇る文化である俳句には「5・7・5」の字数制限と「季語」を入れなければならないというルールがありますが、そうしたフォーマットが統一されているからこそ、自由に表現ができるはずです。
同じようにO’DORIBAでは、「ループ音楽」という統一のフォーマットを使って自己表現を楽しんでもらう場所を目指しています。
戦略~「Tik Tok」と「うちで踊ろう」~
僕たちO’DORIBAがやろうとしていることは、実は結構壮大で、しかも言語化が困難なことにチャレンジしているのですが、出来るだけわかりやすく認識してもらうために「Tik Tok」と「うちで踊ろう」を例に挙げてお話をさせていただこうと思います。
「Tik Tok」という動画共有サービスは、誰でもクオリティの高いショートムービーを簡単に作る事ができ、そのために必要なフィルターだったりBGMなども無料で使う事ができます。
そして「トレンド」の存在によって世界中でみんながやっている流行を一緒に楽しむ事ができます。
O’DORIBAでは「Tik Tok」を参考にしながら、より「音楽を作る」「実際に演奏して楽しむ」という要素を強調したサービスを作りたいと考えています。
そしてO’DORIBAが目指すところに1番近いのが、各SNSで大きなムーヴメントとなった星野源さんの「うちで踊ろう」です。
星野さんのメッセージが詰まった素敵な曲に対して、自由に歌や演奏、ダンスを「重ねる」という方法で多くの人が参加し、反響を呼びました。
O’DORIBAで考えているのは、その「重ねる」の後に「繋ぐ」という要素を付け加える事です。
みんなの自由な表現がバトンをパスしていくように繋がり、一つの完成品を作るという体験を大勢の人と共有できればきっと素晴らしいはずです。
ちなみに、星野さんの「うちで踊ろう」は約1分の長さなのですが、実際にクオリティの高いコンテンツを作ろうと思うと「1分」が案外長い尺であることに気がつきます(僕も三線でコラボさせていただいたので是非YouTubeをチェックしてみてください♪)。
自分もやる側になる事で、プロの技術の高さを再確認できるはずです。
1分を有効に使うということがどれだけ難しいことか、同じ土俵に立つ事で少しだけ理解できるのです。
ただやっぱり楽器や歌というのは未経験の人からするとかなりハードルが高いですよね。
O’DORIBAでは出来るだけそのハードルを下げて「簡単に楽しく」を目指しています。
僕たちがアップロードするフリー音源は、テンポにもよりますが大体20秒前後です。
いきなりフルマラソンは無理でも、5kmや10kmなら頑張ってみようと思える人は多いはず。
それと同じようにO’DORIBAはクリエイターを目指す人たちにとっての最初のステップになれればと思っています。
「0から1」を生み出すことは難しくても、例えば「0.8」からならオリジナルの「1」を生み出せる人はきっと多くいるはずだと信じています。
目標
我々O’DORIBAの最終的な目標は、独自のアプリとSNSを構築し、より身近に、簡単に、音楽の楽しさを届ける事です。
ここでいう「音楽の楽しさ」というのは、オーディエンスとして楽しむという事だけではなく、「自分でやって楽しむ、作って楽しむ」という音楽の楽しみ方です。
Twitterで呟くように、インスタに写真をアップするように、そんな風に簡単に音楽を使って、誰もがオリジナルの自己表現ができる世界を僕たちは想像しています。
そのためには実際のアプリとやSNSの開発が必要であると考えています。
「すべてのListenerをPlayerに」を合言葉に、少しずつできることをやっていこうと思います。
「資金」も「スキル」も「コネ」も無い普通の大学生である僕らが、これからどのようにこの大きな目標に迫っていくのか、ドキュメンタリーだと思って楽しんでもらえたらうれしいです。
新型コロナウイルスの影響から考えること
今回の新型コロナウイルスが我々の生活にもたらす変化からわかることは、大多数の人が享受する側で居るといつか限界が来るということです。
長期戦が予想される中、他人が作ったコンテンツにのみに依存し、NetflixやYouTubeを見たり、ゲームをするだけの生活をしていては、いつか限界が来てしまうでしょう。
つまり、自分の手で何かを生み出すことの重要性は高まっているのです。
例えていうならば、一流レストランの料理も素晴らしいけれど、家庭料理やBBQにも確かな価値があるだろうということです。
エンターテインメントも同じで、世界中の人に響く表現はもちろん、身の回りの家族や友達を笑顔にできる小さな表現にも無限の価値があると僕たちは信じています。
音楽に乗せることで、どんな個性、クセ、アートも音楽作品にする事ができる、そんなプラットフォームがO’DORIBAです。
これからの時代を生きるために必要なことは何なのか。
最後に、皆さんに質問があります。
唐突ですが、あなたは20年後の自分がどういった職業に就いているのか想像ができますか?
そもそも仕事があるでしょうか?
既存の職業の大半はAIやロボットによって取って代わられ、多くの人間は仕事を奪われる。
そんな事がここ数年、僕ら若者を脅かすように色んな所で言われています。
これだけは確かだろうと私が思うのは、よりクリエイティブな人材が求められるようになるだろうという事です。
他の誰かでもできる仕事は存在しなくなって、一人一人が自分にしかできないスキルを磨いていかなければならない、つまり「オリジナルな存在」である必要性が高まっています。
これからのために「何か自分の武器を見つけなければいけない。」という使命感を少なからず持っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、大学生のうちから「自分は武器を持っている」と言える人ばかりではないのが現実です。僕自身もずっと悩んでいます。
しかし新型コロナがやって来て、悩む余裕もなくなってしまいました。
そこで僕は開き直って、やりたい事を思いっきりやってみようと思い、今現在、O’DORIBAを運営しています。
一つ一つ手探りでやっているので、壁にぶち当たる事ばかりですが、毎日楽しいです。
ちなみにO’DORIBAでは、常に仲間を募集しています。
もしこの記事を読んで少しでもO’DORIBAに興味を持っていただけたら、TwitterやインスタのDMなどから気軽にコンタクトを取っていただけるととても嬉しいです。
O’DORIBAであなたの新しい可能性を探してみませんか?
ではありがとうございました。
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